大学院入試で願書提出時に必要とされる書類には次のようなものがあります。 1)卒業論文の要約、2)志望理由書、3)研究計画書、そして4)終了後の進路です。 さらに、二次試験の面接では、このような提出書類の内容にそって質問される のが一般的です。それでは、なぜこのような書類の提出を求められ、また面接が おこなわれるのでしょうか。
大学院の合否判定の根幹にある理念には、「科学者‐実践家モデル」と呼ばれる 考え方があります。ここで科学者というのは研究者と言ってもよいのですが、いずれ にしても大学院では、自立的に研究活動が行える人物を養成するということが教育目標 になっています。そのために、入学試験では卒業論文の要約や、研究計画書を提出させ、 また面接で本人の力量を確認することになっています。一方、実践家という意味は、 大学院終了後にどのような分野であれ、社会的貢献のできる人物を養成するということ が、特に最近の大学院教育においては重要な課題となっています。その点で、 志望理由書や終了後の進路に関して本人の志向を確認し、面接において資質を見極め ようとするものです。
このような大学院側の要請に応えようとするのであれば、受験にあたって上記の 書類の内容を十分に整え、かつ面接に自信をもって望めるよう準備する必要があります。 しかし、その場合どのような準備をすればよいのか、特に学部時代の専攻と大学院での 専攻が異なるという場合には迷われると想像されます。また、社会人の方は自分の キャリアと大学院受験とをどのように関連づけたらよいのかについてもとまどわれる と思います。
一人一人のキャリアや将来の展望は、いうまでもなく個々人で異なるわけですから、 指導についてはまったく個別に行っています。他のクラスと同様に、同じクラスに複数 の受講生の方が同席しますが、講師が対応させていただくのは順番に一対一となって います。そのため、研究計画書などの作成クラスとはなっていますが、それだけでは なく、ご本人が受験にかかわる上で必要なことはすべて準備させていただくクラスで あるという性質を持っています。従って、他学部出身の方であれ、研究論文など書い たことがないという方でも、十分な受験準備ができるという仕組みになっています。
専門に関する、あるいは英語のクラスに加えて是非、研究計画書のクラスを活用 されることをお勧めします。
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